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コラム

CradlePlusライターの特選コラム。ジャンルやテーマを問わず、魅力ある庄内のあれこれを掘り下げてご紹介いたします。

春の金峰山でチャクラを開く里山歩き2019/07/01

雪解けを過ぎて雪もなく、緑もない山々の景色を「何もない季節」と思っていたのは今から10年くらい前、20代半ばの頃。ある仕事で出会った人は「この季節が一番好き。これからの春を感じさせてくれるから」と話してくれたのを、まだ寒さが残る春のはじまりにいつも思い出す。

雪解けしたばかりの金峰山を案内してくれたのは、庄内をフィールドに一年を通じて山岳ガイドなどを生業にしている今野政都さん。

白装束で登場した今野さんは、出会うなり「チャクラを活性化させましょう」と提案してくれた。チャクラとは、人間の体内にあるエネルギーと外からのエネルギーの交換場所と言われ、背骨にそって7つのチャクラがあると言われているのだとか。

金峰山は標高458m、山頂にある金峰神社まで杉並木をゆっくりと進む。かつては金峰修験の道として使われていた参道で、現在は地元の方や、小学生の遠足などで利用されている。ほどよい坂道を山頂まで登ると約1時間程度だ。

田舎に住んでいるとは言え、山はの暮らしは非日常。日々の電子音から遠ざかり木漏れ日の中、風の音、鳥のさえずりが心地よく感じる。時折流れている水の音にも敏感になる。

自然の中にある木々やむき出しの根っこ、いよいよ春を待ち構えている自然界のエネルギーは大きく、以前は「何もない」と思っていたこの季節はエネルギーに満ちあふれたものだった。

そして自然からのエネルギーを感じると、いかにもチャクラが活性しているようだ。

中腹や山頂の展望台からは庄内平野が一望できる。一息つくと、「ここでコーヒーとか飲むと旨いっすよ」と今野さんが笑顔で呟いた。

金峰山は傾斜がゆるやかなので登山に慣れていない女性や子どもも比較的登りやすい山だ。時間が空いた時や休日に山を登ってお弁当を食べる。そんな庄内の楽しみ方をぜひオススメしたい。

そしてガイドと一緒に登ると楽しみも倍増、エネルギーチャージの秘訣を聞きながらチャクラの活性化もできるはず。ぜひお試しあれ。

金峰山神社
山形県鶴岡市大字清流寺字金峰1
tel.0235-23-7863
ガイド案内/MAX倶楽部

この記事を書いた人
本間 聡美

本間 聡美Honma Satomi

山形県庄内在住のフリーランスフォトグラファー。地域の広告、各種出版物などの取材・撮影の傍ら、庄内の様々な魅力を伝えるべく活動中。

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2019 Nov. / Dec.No.56

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