食・食文化
2020年3月号 表紙とCOVER NOTE
2020/02/27
海と山のアクアパッツァ
この料理の発想の原点は「日本海側の縄文時代の土器」と奥田シェフ。遺跡として発掘された土器の中身の多くは、魚と貝類と木の実、山野草などの植物で「私たちの先祖の誰もがおいしい!と思う遺伝子に刻まれた味」を再現したのがこの一皿です。魚介類と季節の植物を入れて一緒に炊き、ルッコラとクルミのペーストを溶かした、開店以来のスペシャリテです。
料理・写真構成/奥田政行(アル・ケッチァーノ)
この記事を書いた人
Cradle編集部Cradle Editors
庄内の魅力を発信する、出羽庄内地域文化情報誌「Cradle(クレードル)」を隔月で発行。庄内に暮らし、庄内を愛してやまないメンバーたちの編集チームです。