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【連載】京オンナの遊佐町暮らし③
深夜0時からの鳥海山アタック。

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【連載】京オンナの遊佐町暮らし③
深夜0時からの鳥海山アタック。

2020/07/08

「日曜日、日の出めがけて鳥海山登ろうかと考え中だんけど、どうだね? 日の出めがけて」

金曜日のお昼、旦那の一言で「私の深夜登山デビュー」は決まりました。
遊佐町に移住して4年の間、頂上まで登ったのは4回。いずれも日中だったので、今回は初めての深夜ハイク…。ちょっぴり不安と緊張を抱えて当日を迎えることとなりました。

2年前の5月下旬。霜が凍ってとても美しかったです。

土曜日の日中は夜に備えて仮眠しようと思いましたが、なかなか休めず身体は横になっていても目はパッチリ。
ぜんぜん眠れませんでした。
寝付けないながらもギリギリの22時半頃まで横になり、いざ家を出発。

なんと、お友達夫婦は初めての鳥海登山にして、深夜ハイクというなかなかの強者…。(笑)
真っ暗闇の中を、ちょうど午前0時に登り始めました。

まだところどころ雪が残り、慣れない夜道は少し怖かったです。

ですが、休憩で立ち止まって見上げた星空がほんとうに美しく、しっかり防寒していれば夜明けまで星を眺めていたい、そんな幻想的な夜でした。

登り始めて3時間ほど経った頃、空がうっすらオレンジがかってきました。これもほんとうに素晴らしい美しさ…。
深夜登山に慣れた旦那は、この瞬間が一番好きだと言っていました。確かに、この一瞬の時間が儚くて素敵です。

ここからが早い。
頂上まではあと1時間半ほど。頂上で日の出は難しいことが判明しました。

少しでも上に登って朝日を拝みたい! という一心で歩き続けていましたが、ふと後ろを振り返ると、そこには「影鳥海」が。「影鳥海」は朝日が出始めたという証。

山肌も照らされてきました。

そして…
2020年6月21日4時15分
頂上には到達できていませんでしたが、途中で腰を下ろし、朝日を拝みました。

風もなく、とても穏やかな朝でした。朝日を見ながらおにぎりを食べて、温かいマテ茶をいただくという、なんと贅沢な朝…。

急ぎ足で山頂を目指していましたが、ゆっくりマイペースで登ることに。

山頂付近では、快晴よりも雲海を見られるほうが好きです。まるで雲の上を歩いているかのよう。

無事に山頂に着き、ドローンで記念撮影。他に登山客は誰もおらず、みんなして眠気でその場に眠ってしまいそうでした。(笑)
しかしそんな訳にも行かないので、
「下山したらラーメン食べるぞー!」と意気込み、えっちらおっちら下っていきました。

下山したときに見た鳥海湖。
いつも、5月に登っていると完全に雪に覆われていて、8月に登ると溶けているので、このように雪と水が両方残っているのは初めての光景でした。

登山口まで降りてきた頃にはもうお昼前。駐車場は満車でした。鳥海山はみんなの人気スポットなのですね。
深夜登山ですれ違った人はたった一人でしたが、下りでは数えきれない人とすれ違いました。

これで5度目の山頂アタックは無事に終わったのでした。
はて、次の登山はいつになるのでしょうか…。


Oriori Japan ~ヴィンテージ着物/織物プロダクト制作
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この記事を書いた人
藤川かん奈

Kanna Fujikawa

遊佐町在住。庄内に初めて訪れてから半月で移住を決めた京オンナ。趣味は何日間いただき物だけでご飯を作れるか、耐久レースをすること。「あの人って楽しそう」と言われたり「毎日幸せだなあ」って思う人が世界に溢れたらいいなと思ってる、酒好きオンナ。「Oriori Japan」代表。

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