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大地の恵みにTouch!「鳥海山・飛島ジオパーク」

自然・風景

大地の恵みにTouch!「鳥海山・飛島ジオパーク」

2019/09/03

大地の公園を意味するジオパークは、現在全国に44カ所。「クレードル7月号」では、秋田県由利本荘市、にかほ市から山形県遊佐町、酒田市にまたがる「鳥海山・飛島ジオパーク」を特集しています。直接ふれて楽しめるのがジオパークの魅力。夏の避暑も求めつつ、酒田市の「玉簾の滝」、遊佐町にある「丸池様」「釜磯海岸」に行ってきました。

7月初旬、何度訪れてもその神秘的な美しさに魅了される「丸池様」へ足を運びました。丸池様へのアクセスは、JR吹浦駅から車で5分、箕輪鮭ふ化場裏手に車を止めて歩いて5分ほど。

清流にだけ生育すると言われている梅花藻も咲きはじめたという噂を聞き、丸池様へ行く道すがら、足元を流れる「牛渡川(うしわたりがわ)」も気にしながら歩を進めます。

ほぼ100%が湧水というほどなので、とにかく透明感も高く見ていてるだけでも心がクリアになるよう。梅花藻は控えめに少しずつ姿をみせてくれている様子でした。

さっきまで川の流れる音や鳥のさえずりがはっきりと聞こえていたのに「丸池様」に近づくとなんとなく静けさが漂います。自然な姿をそのままに残した木に覆われ、鳥海山の湧水を水源とし、エメラルドグリーンを発する池の光景はまさに「神秘的」と息をのむほどです。

湧水が絶えず循環していることから池に沈んだ倒木も腐らないのだとか。

丸池様に一礼をして後にしました。

※丸池様自体が「丸池神社」の御神体であることから、直接池に入ったり、魚を釣ったりはできません。

8月初旬、日照り続きで心も体もHOT!少しだけクールダウンするためにもジオサイトのひとつで酒田市にある「玉簾の滝」へドライブ。高さ63m幅5mの滝の姿はいつ見ても圧巻で、観光で庄内を訪れるゲストをもてなすために立ち寄ると本当に喜ばれる場所のひとつです。

海底火山がおよそ1500万年前に激しく噴火を繰り返し、「玉簾の滝」の溶岩はその時にできたものなんだとか。時空を超えた化石などにも出合えるのでしょうか!?

勢いよく流れ落ちる水と周辺に溢れるマイナスイオンで気持ちもリフレッシュしたところで、最後に遊佐町にある釜磯海岸で夕陽鑑賞へ。

鳥海山麓にある釜磯海岸では夏になると海水浴も楽しめます。浜辺でも、海の中でも真水がポコポコと湧き出ているので、少しひんやりと冷たいのが特徴的。

鳥海山の伏流水が、海岸の地下の断層にある「空状」になった部分に流れ込み、そこから水が少しずつ地表に流れてきているとのこと。まさにスポンジのようです。

夏の庄内は日が長く夕方も別の表情を楽しめます。
ぜひ自然に触れる度に新しい発見を見つけて、お気に入りの「ジオスポット」を見つけてみてはいかが。

(写真・文=本間聡美)

この記事は地域情報誌クレードルの下記の号に関連した内容です。

2019年7月号

特集:鳥海山・飛島ジオパーク

この記事を書いた人
本間 聡美

Honma Satomi

山形県庄内在住のフリーランスフォトグラファー。地域の広告、各種出版物などの取材・撮影の傍ら、庄内の様々な魅力を伝えるべく活動中。
 

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