暮らしと一緒に育んでいきたい集いの場
「おやつと居場所古今 cocon」(前編) 一年前の夏の日、山王町を車で走っていると、何やら素敵な雰囲気を匂わせている建物が。たしか以前は、お醤油屋さんの看板を掲げていた昭和な一軒家兼お店だったはず。 そうこうしているうちに季節は秋になり、2019年10月、庄内で今ホットな寛ぎの場所「古今(ここん …
6年働いていても毎日楽しい発見の連続です
舞娘茶屋 相馬樓/竹久夢二美術館 女将 渋谷蘭子さん 扉を開けた瞬間、パッと目を引く赤い壁、艶やかな舞娘さん。この非日常を感じる空間が大好きで、遠くからの友人に庄内を案内する時には必ず足を運んでいます。観光的な使い方が多いけれど、こんなに素敵な場所なのだから本当はもっとふらっと地元の人も立ち寄ってもい …
町の魅力、若者視点で伝えていきたい。
なんでもバザールあっでば 鈴木碧(みどり)さん 幅広い仕事の中で見つける楽しみ 「最初の頃は庄内弁を聞き取りにくくてちょっと大変でしたけど、今では私自身自然と庄内弁で話すことが多くなりました」朗らかな笑顔で答えてくれたのは、「なんでもバザールあっでば」の広報を勤める鈴木さん。 「なん …
大切なことのものさしを変えることで心豊かな生活が見えてくる 「憧れの庄内暮らし」
Coworking Kitchen 花蓮 Karen 主宰・櫻井田絵子さん 進学就職のため40年近くを東京で過ごした櫻井さん。製薬会社で人事を担当、やりがいもあり「自分に合っていた」というその職を手放し、庄内暮らしをリスタートしたのが今から3年前。現在は地元鶴岡市大山で「コワーキングキッチン花蓮」を主 …
ふらっと立ち寄れる「場所」を作りたかったんです
「古民家カフェわだや」林千歩さん 遊佐町は地域おこし協力隊が主となり「遊佐町空き家再生プロジェクト」を発足。空き家をどんどん利活用し、みんなで楽しもう!といった取り組みだ。 2018年5月にはプロジェクトの第一弾として「古民家カフェわだや」がOPEN。今回は利用者第一号の、店主・林千歩さんを訪ねた。 …
好きなものに囲まれた「遊佐セカンドライフ」
ギャラリー&ティールームsui 長登文一さん 景色と水に惚れた。あとは直感。 「ここに来たばっかりの頃ね、ウッドデッキでコーヒーを飲んでいたら、地元の人に鳥海山をひとり占めできていいねって言われるの。だからこの景色を眺めてぼーっとする時間っていいなって思って、カフェを作ったんだ」 いとも …
今井繁三郎ファミリーが紡ぐ『羽黒・芸術の森』物語
今井氏が自ら開墾した森で、アートと自然の共存を 平成から令和へ移り変わる新時代、最初で最後の元号またぎのゴールデンウィークに、ひとつの時代の変化を体感すべく『羽黒・芸術の森』へと足を運んだ。 県道47号鶴岡羽黒線から南に車を走らせ五分ほど、柿の木畑が広がる道からほどなくして訪れる案内看板を目印に向かう …
春の金峯山でチャクラを開く里山歩き
雪解けを過ぎて雪もなく、緑もない山々の景色を「何もない季節」と思っていたのは今から10年くらい前、20代半ばの頃。ある仕事で出会った人は「この季節が一番好き。これからの春を感じさせてくれるから」と話してくれたのを、まだ寒さが残る春のはじまりにいつも思い出す。 雪解けしたばかりの金峯山を案内してく …
農家ごはんと庄内暮らしの知恵をいただく知憩軒・長南光さん
庄内における農家レストランの先駆け 知憩軒に行って光さんのお話を聞きたい。 クレードルwebをリニューアルするにあたり「撮影と取材を」とお話をいただいてから、庄内の暮らしを楽しみながら、女性として、仕事人として大先輩である長南光(ちょうなんみつ)さんに何かこれからの「暮らしのヒント」を聞いてみ …
珈琲と花と暮らしが重なる交差点
おやつと居場所古今 cocon (後編) 前編で触れたオーナー富樫さんの暮らしと一緒にお伝えしたいのが、この空間を盛り上げる「パラディーゾ」後藤さんと、「花のアトリエ チョコレートコスモス」齋藤さん、おふたりのストーリー。 庄内でそれぞれに活躍していたおふたりが、この場所にお店を開いてから感じ …