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【連載】つめの里山雑記⑥「庄内の海が教えてくれたこと」

自然・風景

【連載】つめの里山雑記⑥「庄内の海が教えてくれたこと」

2020/11/30

海で遊んだ2020

コロナ禍の影響もあり、今年はたくさん海に通った。
とうちゃん(私)は、実は海よりも森や山に行きたいのだが、かあちゃんは海派である。
そして、我が家は3人家族なので、いかに息子をこちらに誘導するかがカギとなるのだが、かあちゃんと結婚する予定の息子は海に流れがちだ(笑)。
しかも、今年は半日しか休みを取ることができなかったこともあり、家からも職場からもすぐいける海で遊ぶことが多かった。そして、たくさんのことを海から教えてもらった。

足がつかない場所でも笑顔で遊びまくる息子。

いろんな海

海と一言でいっても、その環境は様々である。
庄内は磯場が多いイメージだが、様々な海が存在する。

遊佐の釜磯の湧水は鳥海山の恵み。その水は、びっくりするほど冷たい。
県内唯一の離島・飛島の海岸でアゴ(トビウオ)干し作業を見つめるかあちゃんともんじ。

海の命をいただく

今年、息子は初めて海釣りにも挑戦した。
庄内の海では、初級者から上級者まで釣りを楽しむことができる。
もちろん、私たち家族は堤防から豆アジを狙う(笑)

釣った魚は、唐揚げにしてその日のご飯に。骨まで食べられて美味しい。

海で過ごす時間

海で半日を過ごすといろいろなことに気づくようになった。
7月、海から浜辺の山を眺めるとオレンジ色の花がたくさん見ることができた。

SUPボードに乗って海にくりだすとうちゃんともんじ。
海から浜辺の山を見るとオレンジのスカシユリ(別名:岩百合)が見える。

砂浜に寝転がっていると、もそもそと動く生きものやキラキラ光るものに気づく。

シーグラス。ガラス片が、波や海岸の砂や岩によって削り取られもの。
“もそもそ”の正体は浜辺にすむダンゴムシ。その名もハマダンゴムシ。

一方で、海にはゴミが多いことにも気づく。漁具やペットボトル、瓶など様々だ。
中には外国語のものもあり、海に国境はないことを改めて知る。
けれど、海ごみの約7~8割は街から川を伝って流れ出たものだといわれている。

また、小さいゴミも多く、そのほとんどがプラスチックだ。
プラスチックは私たちの生活の様々な場面で利用されている。その一方で、ゴミになってしまうと自然分解されずに半永久的に残ってしまう。また、紫外線や波の影響で劣化したものは、小さくなりマイクロプラスチック(5㎜以下)と呼ばれ、海鳥が食べてしまったり、海洋汚染などが問題になっている。

※2021年1月16日(土)13時30分から自然学習交流館ほとりあで「海ごみ」の勉強会を開催します。一緒に学びましょう。詳細はほとりあHPを参照ください。

訪れた全部の浜辺で確認されたマイクロプラスチック。

海は家族の思い出がいっぱい

今年は本当によく海に通ったなと思っていたが、思い返してみると我が家は節目節目で海にお世話になっていた。

かあちゃんの○歳の誕生日。もんじのプレゼントは日本海に沈む夕日とメッセージボード。
結婚記念の写真撮影でも海にはお世話になった。

来年も新たな家族の思い出がつくれるように、自分たちで出来る海をまもる活動を考えていきたいと思う。

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この記事を書いた人
上山剛司

Ueyama Takeshi

北海道、長崎対馬と渡り歩き、今では庄内弁も理解できるようになった薩摩隼人。目下の楽しみは、息子とかあちゃんとの週末の里山散策。仕事でもプライベートでも「人」と「自然」の新しいかかわり方について模索中。環境教育工房LinX主宰、自然学習交流館ほとりあ学芸員兼副館長。

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