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上山剛司 Ueyama Takeshi

自然・風景 2020/12/18

【連載】つめの里山雑記⑧
「秋の恵み なめこと息子の成長」

スーパーのなめこは買わない 庄内に住むようになって、お店で購入しなくなったものがいくつかある。その代表は、なんといっても『なめこ』だ。 一度、山の中で天然なめこや原木なめこを採って食べてしまったら、いくらなめこを食べたくてもスーパーのなめこには手が伸びない。だから、なめこは我が家では10~11月しか食べら …

自然・風景 2020/12/14

【連載】つめの里山雑記⑦
「コハクチョウが連れてくる季節」

おかえり!コハクチョウ。 今年は、9月に入っても暑い日が続いた。例年であれば、もう1か月もしないうちにコハクチョウが初飛来するはずだが、そんな気配を感じさせない。 しかし、10月に入り朝夕が冷え込むようになった。すると、10月7日早朝、大山下池に8羽のコハクチョウが初飛来した。庄内の人が季節の移り変わりを …

自然・風景 2020/11/30

【連載】つめの里山雑記⑥「庄内の海が教えてくれたこと」

海で遊んだ2020 コロナ禍の影響もあり、今年はたくさん海に通った。とうちゃん(私)は、実は海よりも森や山に行きたいのだが、かあちゃんは海派である。そして、我が家は3人家族なので、いかに息子をこちらに誘導するかがカギとなるのだが、かあちゃんと結婚する予定の息子は海に流れがちだ(笑)。しかも、今年は半日しか休みを …

自然・風景 2020/10/06

【連載】つめの里山雑記⑤ 「都沢湿地のハスの物語」

上池のハス 今年も大山上池にハスの花が咲いた。8月10日、11日には、江戸時代から続く浮草組合さんによるお盆用のハスの花や葉の刈り取り作業が行われた。大山地域の夏の風物詩である。 上池に舟を出し、ハスの花を収穫する浮草組合の組合員さん。 毎年、8月10日、11日に上池では浮草組合さんによって …

自然・風景 2020/10/05

【連載】つめの里山雑記④ 夏の湿地の昼夜の主役たち

昼の主役、ぼくらはアメリカザリガニ! 都沢湿地の昼間の主役といえばザリガニだ。赤い体と大きなハサミ、そして頑丈な体は子どもたちに大人気だ。 都沢湿地にいるザリガニは赤くないものもいるがアメリカザリガニ。 たまに体の色が赤くないザリガニにもいるが、ここにいるのはすべてアメリカザリガニ(以下、ザ …

自然・風景 2020/09/28

【連載】つめの里山雑記③ 初夏、里山で出会った白い花

大きな葉っぱと白い花の「ホオノキ」 春の花が終わると、初夏の里山は白い樹木の花が目立つようになる。その中でもひときわ目を惹くのはホオノキの花である。昔はその大きな葉っぱで食べ物を包(つつ:ホオ)んだことが、名の由来である。 ホオノキは被子植物(※)の中でも原始的な種類だと考えられ、蜜を持たない。そのため花 …

自然・風景 2020/05/21

【連載】つめの里山雑記② 週末里山ほいくえん

週末里山ほいくえん 待ちに待った春。しかし、春の里山を満喫しようとしていた我が家に、新型コロナウイルスの影響が忍び寄っていた。最初にその影響を受けたのは3歳の息子・もんじだった。自粛要請により4月の保育園の登園は5日。本人は大好きなかあちゃん、優しい義父・義母と一緒に過ごせて大満足のようだったが、生活のリズムを …

自然・風景 2020/05/16

【連載】つめの里山雑記① 14回目の庄内の春

庄内に移住して、14回目の春を迎えた。 鹿児島生まれの私(つめ)にとって、庄内の冬は厳しく、春は特別な季節である。 しかし、今年は暖冬だったため、その厳しさはなかった。その代わりに春の訪れは早く、新型コロナウイルスの出現と相まって、私にとっては慌ただしい日々となった。 特に、春の花の開花は早く、オオ …

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