「Cradle」2022年7月号を発刊しました
特集「庄内入部400年②」 戊辰戦争に敗れ、賊軍といわれた旧庄内藩。酒井家庄内入部400年記念特集、第2弾では明治の近代国家成立の時代の中で酒井家がどこに向かって舵を切り、何を支柱に、どのように庄内の地域づくりを進めていったのか、その歩みをたどります。今も「殿が暮らすまち」のはるかな400年を学び、 …
2022年9月号 奥田政行 表紙・COVER NOTE
外内島きゅうりと一緒に煮たツバイ “新鮮なツバイは瓜の香りがする”というダブルきゅうりの爽快な夏の一皿。きゅうりと貝が持つほのかな苦みに、きゅうりのみずみずしさとツバイの噛むほど増すうま味があわさり、ナッツとバジルペーストで香味がふくらみます。同じバイ貝でも、黒バイ貝を使うと土臭が出るという違いが。磯の …
「Cradle」2022年5月号を発刊しました
特集「夏の鳥海、山歩き」 あの美しく気高い姿に近づきたいという憧れと「この山よい山」と鳥海音頭を口ずさめる親しみと。 母のようで友のようで師でもあり、人々が心を寄せ信仰を集める鳥海山。 今回は「ちょっとそこまで」会いに行く気持ちで、地元の“山屋”のエキスパートの皆さんから トレッキングコースを案 …
2022年7月号 奥田政行 表紙・COVER NOTE
庄内豚となすのロッシーニ仕立て フランス料理の「ロッシーニ風」は牛フィレ肉にフォアグラやトリュフをのせたものですが、こちらは豚フィレ肉に焼きなすとモッツアレラチーズの組み合わせ。しょうがをきかせたソースで、さっぱりとした夏のロッシーニ“仕立て”です。材料を見ると、豚肉となす、なすとチーズ、豚肉としょうが …
「Cradle」2022年3月号を発刊しました
特集「私のおやつ時間」 お店を持たないおやつやさん。偶然手に入ったり贈られたりして出会った そのお菓子を楽しむたび、どんな人が作っているんだろうと気になってきます。 花より団子の季節はもうすぐ、すてきな作り手の皆さんに会いにいきました。 Cradleのバックナンバーから、特集の …
2022年5月号 奥田政行 表紙・COVER NOTE
ビーツと温海かぶのタルタル わさびジェラートのせ 見た目の愛らしさとは裏腹に、食べるとツンとした味。温海かぶ漬けの辛味とりんごの酸味が、ぼんやりした味のビーツと中和して、タルタルにすることで味を昇華させた一皿です。わさびのジェラートが溶けて6種類のハーブと合わさったソースが爽快感を生み、温海かぶの漬け汁 …
「Cradle」2022年1月号を発刊しました
特集「庄内の冬ごっつぉ」 お正月に食べる黒豆は「まめに暮らせますように」 昆布巻きは、昆布と「よろこぶ」の語呂合わせ。まだ小さい頃におばあちゃんが話してくれた、そんな冬のごっつぉのお話が切なる願いを込めたものだと知ったのは、少し大きくなってからのこと。二十四節気、七十二候。年中行事や風物詩を通し …
2022年3月号 奥田政行 表紙・COVER NOTE
ホワイトデーの白いズコット バレンタインデーのお返しに奥田シェフが作るのは、聖職者の頭巾を模したイタリアンドルチェ「ズコット」のオリジナル版。ホワイトチョコのコポーをふわふわにあしらい、中にもホワイトチョコのクリームが詰まっています。バラの花はシェフが得意とするマジパン細工で、1輪を数分で仕上げる早技を …
日本地域情報コンテンツ大賞2021
「内閣府地方創生推進事務局長賞」受賞の報告と
発行継続へのご支援の御礼
おかげさまで日本地域情報コンテンツ大賞2021「内閣府地方創生推進事務局長賞」を受賞しました 当大賞は全国のタウン誌などを対象に(一社)日本地域情報振興協会が主催し、内閣府、経済産業省、農林水産省、観光庁などが後援し実施されています。2011年に始まり、11回目となる今年は審査部門244媒体、特 …
「Cradle」2021年11月号 を発刊しました
特集「酒井家庄内入部400年①」 元和8(1622)年、酒井家3代忠勝が庄内に入部以来、来年で400年を迎えます。入部以降幾多の困難を乗り越え、米づくりを中心とした産業、藩校致道館による教育を進め、明治以降も庄内に留まり、絹織物など庄内の産業振興を支えてきました。庄内入部400年の機に、その歩み …
2022年1月号 奥田政行
表紙・COVER NOTE
大根のヴルーテとアワビ 農家さんからいただいた大根のおすそわけを余すことなく味わうために奥田シェフが考えたのは、大根と相性の良いアワビを組み合わせた冬のスペシャリテ。おせちにも使われる「不老長寿」の縁起物のアワビは塩もみをして出た汁に1週間漬け込んでうま味を増し、大根は牛乳で煮てバター、小麦粉、ブイヨン …
2021年11月号 奥田政行
表紙・COVER NOTE
庄内麩のとんかつと アーグロピッカンテのなめこ 焼き麩と豚肉それぞれが持つわずかな苦味を合わせてコクを生んだカツレツ。ソースのなめこは炒めてぬめりを抜き、塩こしょうと酢漬けのエシャロットでくっつきを離します。マスタードの辛み+酸味+塩味でからしじょうゆ風、なめこの味がだしの役割をして、少し残ったぬめりが …
【11月号掲載】おかあさんのさじ加減
「棒鱈と大根煮」レシピ
[材料]棒鱈大根酒だし汁砂糖みりんしょうゆ 1.棒鱈を水で戻す。水を替えながら1日以上かけて十分戻す。2.鍋に棒鱈と酒を入れて火にかける。煮立ったらだし汁を加えて弱火で1時間ほど煮る。だしがなくならないように時々確認を。3.2に砂糖とみりん、しょうゆを加えて10分以上煮たら火を止め、冷まして味を …
「Cradle」2021年9月号 を発刊しました
クレードルはおかげさまで創刊11周年を迎えました。 ―創刊11周年、ご愛読への感謝と、さらなるご支援のお願い― いつもご愛読いただきありがとうございます。「出羽庄内の魅力を地域内外に発信する」をコンセプトに2010年9月に創刊し、おかげさまで11周年を迎えました。多くの皆さまからのご愛読、ご支援によるものと厚 …
2021年9月号 奥田政行
表紙・COVER NOTE
庄内浜の車エビと ブロッコリーのヴルーテとだだちゃ豆 奥田シェフのフレンチ的オリジナルメニュー。「ヴルーテ」とは「ビロードのようになめらか」を意味するフランス料理の基本ソースの一つです。皿にぐるぐると渦を描いたのは、ブロッコリーの茎のヴルーテと村上茶を加えたオレンジオイル。緑茶のカテキンが車エビとブロッ …
「Cradle」2021年7月号 を発刊しました
特集「ほとりあの畔(ほとり)で」 Cradleのバックナンバーから、特集の選りすぐり記事をまとめて掲載しています。詳細はこちらから …
2021年7月号 奥田政行
表紙・COVER NOTE
尾花沢スイカと庄内豚をつなぐ だだちゃ豆のナッツ仕立て スイカに塩をかけると甘く感じる味の対比効果に、食感の相乗効果も合わせた夏のスペシャリテ。うま味を引き出すため塩漬けにした庄内豚は、グリルしてさらに上から塩をしたもの。だだちゃ豆はフリーズドライにして油で煮ることでピスタチオの味に。甘いスイカとしょっ …
2021年5月号 奥田政行
表紙・COVER NOTE
塩蔵わらびの豚バラ巻き 例えば、アスパラベーコン巻きは生のアスパラに複雑な味覚構造をしたベーコンを巻くことで、あの味が生まれます。こちらはその逆の発想から生まれたもの。塩蔵わらびをベーコンと同じ塩分になるまで水で戻し、豚バラ肉を巻いて焼くことで肉のうま味が溶け出します。さらにオレガノなどハーブを入れたオ …
クレードルインフォ++(ぷらぷら)
「ぷらぷらと軽やかに、会いたい人に会いに行く①」
書家・齊藤千加子さん ++ 陶芸家・中村知美さん
墨と土、書と陶芸 「筆文字工房」(酒田市山居町)を主宰する書家の齊藤千加子さんと、「陶中村」(鶴岡市大山)の陶芸家の中村知美さんが、6月に初めての二人展「墨と土展」を開催します。墨と土、言葉と静物の組み合わせにとどまらない“共作”となる今回、展覧会を前にお話をうかがいました。 ――「墨と土 …
高校生×企業のデザインプロダクト
酒田の観光PR手提げ袋
酒田舞娘、酒田ラーメン、庄内砂丘メロン、スルメイカ、平田赤ネギ、山居倉庫…。酒田を象徴するモチーフ10種類を大胆な構図と色彩でデザインした紙袋が、2022年2月28日に誕生しました。手がけたのは、山形県立酒田西高等学校の美術科選択の生徒とコマツ・コーポレーション(同市)。酒田市をPRする手提げ袋として、酒田市や観光物 …